それはきっと幻じゃない

出戻りジャニヲタ

K-POPとジャニーズの違い。①

私は1度ジャニーズからK-POPに降りたことがある。

 

今から6年前、初めはBIGBANGにハマった。2010年に行われたELECTRIC LOVE TOURには1人で神戸、武道館に参戦するほどハマっていた。それもほんの束の間、次はSUPERJUNIORにハマった。(BIGBANGよりSUPERJUNIORの方がファン歴長かった。(以下SJ))

SJにハマりだしてからは韓国にも度々飛び、より追っかけ度は増していった。

彼らはその当時13人+2人の計15人グループで(今では11人+2人)その中でもリーダーであるイトゥクが好きだった。しかし数年後イトゥクオッパが徴兵に行く頃には私のK-POP熱は(色々あって)冷めていった。

 

ジャニーズからK-POPに降り、K-POPにハマっていた当時、ジャニーズに出戻った今を経て私が感じたジャニーズとK-POPアイドル(今回は私が追いかけていたSJ)の違いを書いていこうと思う。

 

 

1番の違いは距離。

K-POPアイドルはジャニーズと違い、(簡単に)会おうと思えば会えるし、話そうと思えば話せる距離にまで"行ける"ことだ。

追いかけていた当時、イトゥクオッパとウニョクとゆうメンバーが2人でシュキラとゆうラジオを夜にやっていた。そのラジオはガラス張りの公開スタジオで収録していて、都心からは離れているが放送局までいけばガラス越しではあるが2人を見ながらラジオが聞くことができた。

そしてそのラジオ終わり出待ちをすればガラス越しで無く生で彼らに会うこともできた。

私は1週間渡韓した際その放送局に毎晩行き、小さい画用紙に毎日韓国語でメッセージを書き、韓国、中国のファン同士が場所取りの小競り合いをしているのを横目にガラス越しに掲げつづけ、3日目辺りに気付いてくれたイトゥクオッパに「日本からもファンの方が来てくれてます、"こんばんわ〜!"」と日本語で話しかけてもらうとゆう(毎日張り込んでた日本のファンに言わせるとものすごい珍しいらしい)ファンサも頂いた。

 

また後日そのウニョクが舞台をやるとゆうことでそれを観に弾丸渡韓した時。

私たちが行った日にたまたまイトゥクオッパはじめSJのメンバー何人かが同じ舞台を観に来ていた。(かなり不確かではあったが、観に来るのでは…?とゆう予想をしていたためあらかじめイトゥクオッパに渡す用のプレゼント(渡せなくても自分で処理できるようにオッパが好きなお菓子)を用意していた私。舞台終了間際やはり観に来ていたことがわかった)観劇終了と共に会場を出ると出待ちの人混みに並んだ。やはり出てきたイトゥクオッパにものすごく勇気を出して駆け寄り、横に並んで歩きながらプレゼントを渡し、「日本にも来てください!」と韓国語で話しかけるとオッパから日本語で「ありがとうございます、日本にも行きますね〜」と言ってもらえたこともあった。

プレゼントにボクサーパンツを送ったら後日履いてくれてる事もあった。

など挙げだすとキリがないが、ものすごく距離が近くわかりやすい(ある意味では)ファンサも貰える。

(普段は好きな芸能人に会っても話しかけるなんてもってのほかの私でも異国と言うことで日本では出ない自分が出た。)

 

日本と韓国ではアイドルのファンへの考え方にかなり差があり、韓国ではファンが第一。ファンをとにかく大切にとゆう考え方(日本でもファンを第一にではあると思うが韓国の方がより過激に)なので、上記に挙げた行動くらいならまず間違いなく冷たくあしらわれることはなかった。むしろ優しくちゃんと対応してくれた。

韓国に行くまでに飛行機に乗って他国へいく距離があるが、韓国に行ってさえしまえば自分の好きなアイドルと直接会え、話せ、運が良ければ写真までも撮ってもらえる。そのアイドルとの距離はかなり近いものであると思う。

ジャニーズではそういったことが(私が経験した限りふつうのファンをしている分には)ほぼ無い。私がジャニーズのファンをやっていて出待ちをしたことも無いし、むしろ会えると思ってもいないからコンサート以外で会いに行くとゆう行動を起こしたことがない。(私は番協でさえ無い)

しかし年に一度あるかないかのツアーで1度会場に入ればそこはもう別世界。

会場がどれだけ広かろうが席がどれだけ遠かろうが彼らは隅々まで私達を幸せにしてくれる。会えないからこそ会えた時の喜びは計り知れ無い。

距離があるからこそ私たちは彼らに会えるのを何ヶ月も何週間も前からワクワクドキドキ心待ちにし、最高に可愛い自分で会いに行けるように準備をする。そんな時間も愛おしくそんな距離も私は愛おしく感じる。距離があるからこそのこの感情、楽しみはジャニーズでしか味わえないものだと思う。

 

K-POPアイドルはファンとの物理的な距離がものすごく近くその分同じ次元に生きている人なんだと実感が湧きやすい。

ジャニーズはファンとの物理的な距離は遠いけどその分会った時のありがたみ、感動をものすごく感じることができる。

 

 

2番目は情報量。

 

韓国ではK-POPアイドルだけに関わらず、俳優など芸能人に関しての情報量がすごい多い。毎日毎日追いきれ無いほどの情報が入ってくる。

ジャニーズのファンをしていて入ってくる情報は大体テレビ雑誌ラジオなどの出演情報、リリース情報、本人達の口から発される少量のプライベート情報、主な情報はこれくらいだと思う。

しかし韓国のアイドルになるとその情報量は膨大なものになる。ジャニーズと同じように出演情報、リリース情報の他に韓国アイドルはプライベートの情報がとにかく多い。

"韓国ではファンが第一。ファンをとにかく大切にとゆう考え方"

だと上記に書いたが、それゆえジャニーズのファンで言えばヤラカシにあたるファンがものすごく多い。(タレントがそんな人たちに苦言を呈することも少なからずあるがやり過ぎてしまうとファンが過激なだけにタレント側がものすごいバッシングをされ公の場で正式に謝らなければいけなくなることもある)韓国のアイドルはグループごとに寮で生活している場合が多いのだがその寮の前で出待ち追っかけ、テレビラジオへの出演の際も出待ち追っかけ、国外での活動やプライベートでの旅行の為の移動の際も出国帰国時空港で出待ち追っかけ...そして各出待ち追っかけの時には写真写真....。。。

韓国のアイドルはジャニーズと違ってプライベートでの写真撮影は特に禁止されておらず、言ってみれば肖像権ユルユル状態であり、多数ある非公式ファンクラブでは各々のファンクラブのメンバーが撮影したアイドルの写真を非公式ながらも、ものすごい高クオリティで写真集にして販売もしているほどだ。(ちなみに日本では禁止だが他国ではコンサート中にも写真撮影が禁止されて無い為コンサートの時は大体大砲と呼ばれる超望遠レンズのカメラを構えている人がいて、アイドルにも認知されているほどの大きい非公式ファンクラブのカメラだとアイドル自ら撮られに来ることがある)

なので彼らが今どこで何をしていて今日どんな服なのか、毎日毎時間ものすごい量の写真と情報が入ってくる。毎日毎日SNSを張っていても5時間見なかっただけで本当についていけなくなる。いわゆる毎日が情報過多の状態だ。

 

ジャニーズの場合、情報も需要と供給のバランスがすごく考えられているのではと思う。需要に対しての供給量が決して多くなく少なすぎもし無いが、あ〜もっと欲しい!と思わせるファン心理をくすぐらせる量だ。ファンを飽きさせず、かといって離れさせもせず、さらに彼らのプライベートの情報を絞ることで妄想が捗る。そしてファンの中での彼らが出来上がる。私はこっちの方がアイドルだと思う。現実には存在するけど、どこか二次元的な。彼らの粗をなるべく見せずいいところをクローズアップすることでファンの中での彼らがよりアイドルになると思う。

 

 

 

 

長くなったので恋愛編ほかは次回。